新型コロナ 気をつけなければいけないことを考えてみる。

こんばんは、こつぶです。

 

緊急事態宣言が出され、外出自粛要請が続いています。

勤務先の医療施設でも患者さんとコロナの話題ばかりです。

 

2020/4/20 20時時点のデータでは

感染者数11,051人

死亡者数259人

回復者数1,239人

とのこと。

医療施設では感染対策を徹底して対応しておりますが、日常生活では気になることも多いです。

 

「不要不急の外出は控えましょう」

「3つの密に気を付けましょう」

 

これらはよく聞かれる言葉でそれなりに浸透していそうです。

しかし、これだけでいいのでしょうか?

これらを聞いて、対応について誤解をしている人もでてきているのではないかと思います。

 

少し考えを書いてみます。

目次

新型コロナウイルス 感染経路

報道を見ていると、

 

アナウンサ
今日の感染者は〇名、感染経路不明が〇名です。

 

という報道があります。

この場合の「感染経路」は

「誰から誰に感染した」

「○○というライブハウスで感染した」

というように具体的な経路を示しているようです。

 

医療現場で感染対策を考える時は、感染経路は以下のように考えられます。

  1. 飛沫感染
  2. 接触感染
  3. 空気感染
  4. 血液感染 など

 

飛沫感染ってなに?

感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが飛んでいきます。

他人がそのウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染する経路です。

感染場所の例は、学校や満員電車などの人が密集する場所です。

せきやくしゃみをしたときに、しぶきが届く範囲に人がいる環境ですね。

 

接触感染ってなに?

感染者が、「手」でくしゃみや咳のしぶきがまわりに飛ぶのを防いだ場合、手にウイルスがつきます。

ウイルスがついた「手」でまわりの「もの」に触れると、そこにウイルスがつきます。

ウイルスがついた「場所」を「別の人が触る」と別の人の手にもウイルスがつきます。

その手で、口や鼻、目などの粘膜をさわることで感染します。

 

感染場所の例はドアノブや電気のスイッチ、電車のつり革などいろいろな人が触るところです。

この絵だと、咳も気になりますが、咳を防いでいる手で触ったつり革にもウイルスがつく可能性がありますよね。

 

ほかの感染経路

今回は書きません。

 

新型コロナウイルスの感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」

じゃあ新型コロナウイルスはどの感染経路かというと

「飛沫感染」と「接触感染」と考えられています。

感染経路がわかれば、日常生活で注意することもわかってきます。

 

「3つの密に気を付けましょう」聞いていて感じる心配。

今、外出する場合は「3つの密に気を付けましょう」

と注意がされています。

この対策は「飛沫が届く距離に人が集まるのをやめましょう」ということですかね?

感染経路で考えると主に「飛沫感染」に対応しているように思います。

感染対策を呼び掛けるのはとても大事なことです。

 

でも、今テレビをみていて心配なのは

 

レポーター
「外出の際は3つの密に気を付けましょう」

 

が多すぎません?ということです。

あまり

「手洗いをこまめにしましょう」

とか聞かない気がします。

 

この状況だと

はる
外出するけど3つの密に気をつければいいんだ。

 

とだけ考えてしまう人が増えるんじゃないかと思います。

 

でもこれだと、接触感染の経路を断つことができてませんよね?

ここから感染が拡大してしまうのではないでしょうか。

ただの個人的な心配だったらいいんですけどね。

 

ということでやったほうがいいと思うこと。

感染対策の基本は、

・感染経路を理解すること

・感染経路に合わせた対応

をすることです。

 

新型コロナウイルスの場合は

飛沫感染と接触感染といわれています。

ですので

 

飛沫感染を防ぐには、

「3つの密をさける」

「不要不急の外出をしない」

 

接触感染を防ぐには

「外に出て、なにかをさわったらこまめに手洗いor手のアルコール消毒」

「外に出たら不用意に手で顔をさわらない」

「そもそも外に出ない」

のが大事かと思います。

 

両方の対策を満たすのはやっぱり

「不要不急の外出を控える」

ことですね。

 

みんなで協力してこのピンチを乗り切れる世の中だといいですね。

 

最後に コンビニ・スーパーで感じること

ちなみにスーパーやレジのコンビニも最近はマスク着用&ビニールで顔と顔の間を遮っています。

これは「飛沫感染対策」です。

 

もし、お客さんか店員さんの「手」にウイルスがついていたら、会計の時に「相手の手」にウイルスをうつします。

ウイルスが触れた手で触った「商品」や「かご」にもウイルスがついているかもしれません。

 

そのウイルスが移った手で顔を触ったら感染が成立します。

 

なので、最低限店員さんはお客さんのレジ対応をするたび

「手をアルコール消毒」しなきゃいけないんじゃないかなといつも思います。

 

以上が最近感じることでした。

 

それでは。

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

妻と子供の3人くらし。仕事をしながら積極的に育児参加!
豊かな生活を送るためブログを開始。本業しながら継続を目指してます。生活・育児、仕事(透析)、ブログ&SNSについての情報発信中。

コメント

コメントする

目次