ダイアライザの向きは治療に関係あるの?

こんにちは、こつぶです。今日は特に透析を始めたばかりの患者さんからよく聞かれる質問です。

特に透析を始めて間もない頃は治療中に周りを観察している方も多く、目に入りやすいみたいですね。

患者さんの中には、

患者さん
ほかの人は赤が上になっているのに自分だけ青が上だ

と思って心配してたよ。と言われることもあったので、しっかりと説明できるようにしましょう。

この記事のまとめ
  • ダイアライザの向きは、治療の効率に関係ない
  • 施設で決めているチェックを実施したかどうかの合図として、赤と青を反転させることが多い
  • 自分の所だけ向きが違うことを心配している患者さんもいる
目次

解説

はる
患者さんから「みんなのダイアライザは赤が上なのに、自分のだけ青が上で大丈夫なの?」って聞かれたよ。
先輩に聞いたら、「治療効率には関係ない」って言われたからそう答えたけど患者さんはまだなにか聞きたそうだったように見えました。
なんて答えればよかったのかな?
こつぶ
透析がしっかりできているかどうか?という目線で見るとダイアライザの向きは治療効率に影響しないので問題はありません。

他に、なぜ自分のダイアライザだけ向きが違うのか?という心配から質問をしている場合もありました。
施設によってはダイアライザの向きをチェック実施の確認として使うこともあります。
例えば、「透析開始後に、患者さんの状態や装置の設定確認をする」と決めている施設では、チェックを実施した後にダイアライザの向きを変えます。

このような場合、自分のだけ色が違うということは安全確認のチェックがまだ終わっていないという意味です。すぐにチェックをして患者さんに説明するのが大事だと思います。
はる
わかりました、よく話をしてみます。
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この記事を書いた人

妻と子供の3人くらし。仕事をしながら積極的に育児参加!
豊かな生活を送るためブログを開始。本業しながら継続を目指してます。生活・育児、仕事(透析)、ブログ&SNSについての情報発信中。

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